皆様から、よせられる
よくあるご質問を掲載しています。
皆様から、よせられるよくあるご質問を掲載しています。
よくあるご質問
畳が健康にいいってホント
畳はね、大気汚染の原因で人の健康にも悪い影響を与える二酸化窒素や、シックハウス症候群の原因ホルムアルデヒドなどの有機溶剤を吸収して、空気をきれいにする働きがあるんだよ!
更に畳独特の香りは、気分をリラックスさせ、ストレスを解消したり、精神を安定させたりという、森林効果 や鎮静作用もあるんだ。
それにね、就寝時には体圧を分散して背骨にもとてもいいから、特に腰痛などの持病がある人にはおすすめだね。
また、畳の強い弾力性は歩くときに足の裏を刺激して脳を活性化させてもくれるんだ。
畳のお手入れ、どうすればいいの?
●普段のお手入れは…?
そうだね、年に2回くらい日干しすると長持ちするんだよ。日干しが出来ないときは畳の隅を持ち上げて、空き缶などを挟んで少し風を通してあげるだけでずい ぶん違うよ。掃除はまめにね。水拭きは避けよう。どうしても水拭きする時は、ぞうきんは固く絞ってね。穂先の減ったほうきを使ったり、縦に掃除機をかける と表面が傷んじゃうよ。気を付けて!
●インクをこぼしちゃった…。
インクがこぼれた時は中性洗剤(油性)で拭いた後、今度は乾いた布で叩いて拭いてね。あとはブラッシングをすればOKさ!
●ペットがおしっこしちゃったの…。
まずは濡れた部分に塩・パウダー・小麦粉のどれかを振りかけて!十分に水を吸い込んだところでほうきで掃くか掃除機で吸い取ろう。後はお湯で濡らした雑巾を堅く絞ってふき取り、さらにからぶきして風通しを良くしておこう。
●お部屋の模様替え、でも畳の凹みが…。
家具や机を置いた後の凹みはすごく気になるよね。そういうときは適度に霧吹きして、濡れタオルをあててアイロンがけしよう!ずいぶん目立たなくなるよ。そうそう、上敷を敷いて隠そうなーんてのはダメダメ。ダニがうじゃ~っと…。
どうして日本のお家は畳なの?
日本の気候は夏ジメジメ、冬カラカラ。畳は1枚で約500ccの水分を吸収できるんだ。だから湿度にあわせて水を吸ったり吐いたり、自然に調節してくれるからとても快適。日本のお家にはぴったりなんだ。
それに、耐久性や耐熱性にも優れているし、畳床に含まれている空気は吸音効果にもなっているんだ。
でもね、こんな優れた畳だけど、昔は貴族の調度品として布団や座布団のような使われ方をしていたんだ。身分によって大きさや縁の色まで決まってたんだよ。 今みたいな敷かれ方になったのは明治の終わり頃からで、それでも高価な畳はどこの家にでもあったわけではないんだ。畳が本当に一般的になったのは、昭和に 入ってからのことなんだよ。
畳の替え時っていつ?
一口に畳を替えると言っても、「裏返し」「表替え」「新畳」の3通 りあるんだ。
日頃のお手入れによってもずいぶん違うけど、目安としては2年~3年で裏返し、4年~5年で表替えくらいかな。縁も替えるとよりリフレッシュだ。お部屋の模様替え感覚で縁を替えるのも楽しいね。
畳を購入してから10年~15年ぐらいたったら、思い切って新しく買い替えよう!大切に使えば畳床は40年~50年はもつんだけど、最近は住宅事情もあってほとんどのお家で畳干しできていないのが現状だからね。
ござの種類ってどう違うの?
ゴザが良いものかどうかっていうのは簡単にはゴザの中の縦糸が綿か麻かぐらいしか、素人目にはわかりにくいね。綿より麻、麻より綿と麻、最高級は麻麻(通常一山に2本ですが4本の麻糸入り)になるんだよ。
刈り取ったイグサを農家が長さと質で選別し、長く成長した中身の詰まったイグサが一番良く、高級ゴザに仕上げていくんだ。短いイグサになるにつれ、ランク が下がっていくのだけど、最近では農家の人たちも有機栽培などの方法で少しでも良いものを作ろうとすごく努力されているんだ。
マンションの畳を犬が掘ってしまった。
- 床はワラ床や建材床などがおもに使われているんだけど、おそらく床から新調しないといけないと思うね。多少のへこみなら 床を修正できるので、張替えだけでいけるかも。見積もり時に畳屋さんに見てもらってね。ただ、1枚だけを替えると、新旧の床の硬さの違いで違和感がある し、ゴザも1枚だけ青いので目立つよ。
今、築7年ですが畳の張り替えはどうすれば?
- 7年経過なら、そろそろ表替えの時期と思うね。基本的にゴザは両面使えるんだけど、たとえ裏面でも空気にふれて色が変わってくるから裏返しは手遅れかな。 せっかく代金払って裏返しをしても綺麗じゃなく意味がないしね。家の湿気状態や家具等の多さにもよるけど、おそらく床はまだ使えるはずだから表替えでいけ そうだよ。1Fの北向きの部屋なら床下などの湿気対策も畳を長持ちさせる秘訣なんだ。湿気が多いとカビの心配や、それを食べに来るダニや虫なども気になる しね!